所詮日本は商人国家か!?

安倍内閣の方針は経済成長である。

改造人事が決まった。総理の改造の方針は、「原点に帰って経済優先で実績を出す」、そうである。

財政が豊かでなければ社会福祉も防衛力の強化もでないので、異論はない。

しかし、志を持たずに金儲けに専念するのは如何なものか?

★一頃、「日本人は、エコノミックアニマル」と世界中の揶揄された事をお忘れか。

★だが、我々は安部内閣が出来た時に何を期待したか?安倍内閣ができたら憲法改正に係る、と内心期待し、応援も投票もしたのである。

安倍総理の公約は『戦後レジームからの脱却』である。

我々の期待した『レジームとは占領軍が創った日本国憲法の改定』であるが、中でも憲法9条の改定も戦後レジームの重大ないひとつである。

★しかし、憲法改正の旗を揚げ、実作業に入れば、『戦争を始める気か?徴兵性が復活するぞ!』とチャイナの手先の共産党、子分の立憲・民主等の野党は騒ぎだし、メディアは同調して、大騒ぎになる事は見えているが、政治家は国家百年の為、と国民を説得する気概は持って欲しい。国を愛する我々は支持、応援する。

『世論の動向を見定めて』、等の風見鳥を何時まで続ける気か!?

★この改定は公明党では遠慮して手を付けない。

公明党含めての三分の一では『9条の改正は遠慮し自衛隊の存在のみ憲法に明記する』もので、我々の期待は安全に裏切られた。

★しかも、マスコミの与論調査での安倍人気は下がる一方で30%の危機ラインを割った現在それも無理かも? マスコミは喜びを噛みしめ、薄笑いを隠し報道している。

国防予算はGNPの1%(5兆円)まで、と決めたのは何代前か自民党の閣議である。 

憲法ならいざ知らず、政府の提案には、何でも反対する日本社会党が3分の1に迫ろうした時代の閣議での決定である。

その時代に、仮想敵国を造って防衛予算の増額を躊躇った事は承知している。

だから社会党に遠慮してGDPの1%で妥協したのである。

★私が思うに、上場上位10社の内部留保がGDPの一年分の500兆円を超えたと聞く。

この数字は国家の平和で繁栄が維持出きてこそできるので、つまり繁栄の御礼である。

★初詣で祈る時の御賽銭である。

御賽銭の額は、その1%(5兆円)を使って責めて防衛予算を2%(10兆円)にするべきである。

我々は資本主義に税金を納め、旗を振って応援したからこそ、現在の自民党があるのだ。

これでは中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、韓国の三国に舐められて当然である。

日本のマスコミの報道、国会中継は彼等も見て研究している。

★この三国に気を使って天皇陛下は愚か、総理大臣人も靖国神社の参拝もできない。

★この三国に、「内政に口を出すのか!」の、一喝する気概位持つべきである。

所詮、揉み手で腰を屈めお願いする商人の姿である。

世界二位の経済大国になった今、金さえ儲かったら、電信柱にも頭を下げる、商売人の姿は改める時だ。

「食わねど高楊枝」、の気概をどこに忘れたか?!

★北朝鮮の核・ミサイル開発を阻止する軍事行動は何ひとつ起こせない。

進歩的人々は「制裁より対話だ!」と叫ぶ。

だが、相手に寄りけりである。確信犯に対話は通じない、時間を稼がすのみである。

★国連の安全保障会議と、日米安保頼みで何ひとつ武力行使できない日本である。

★北朝鮮の打ち上げたミサイルは日本の領海外に着弾した。今のところ人的物的に被害はありません。だが、領海、領土に着弾してらどうするのだ?!

★人的、物的被害がでたら『これだけの報復をするぞ!』の声明を発表し、『常在戦場』の気概を怠りなく準備せよ!

★『百年兵を養うは、戦争に勝、為ではない。戦争を起こさぬ為である』。

上記は、似非平和主義者の忌み嫌う、『日本帝国海軍連合艦隊・総司令官・軍神山本五十六元帥の言葉』である。何と薀蓄のある言葉だ。

北朝鮮の核・ミサイル開発に怯えながら、現在に生きる我々は心して聞かねばならない。 

  了)    豊永高明 拝

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