★原子力発電の立地で多額の金が動いた。

★化石燃料の使用は大量の二酸化炭素が発生するので、辞めたいが、辞められないのが電力事情である。需要は増大して、電力を賄うのは原子力に頼らざるを得ない。

今回の関西電力の原発設置に安全な立地探し、誘致に伴う利権に『疑獄』と呼ばれる程の多額の金が動いたのである。

★電力の鬼、松永安左エ門が、あの世で啼いている。

戦争で破壊し尽された日本を復興さす為には、エネルギーを確保が何よりも大事と、「何よりも必要ものは電力である!」、喝破。

全国を九つに分け、今の『九電療会社を設立』。地域の電力を賄うための『土地,資金権』優先的に与えた。

★これが功を相し、10年後の昭和30年には「最早、戦後ではない!」と、言われる程に復興し、新幹線、高速道路、オリンピック、万博の成功で、40年後には世界二位の経済大国となった。

【松永安左エ門のプロフィール

松永安左エ門/松永安左衞門(1875年12月1日-1971年6月16日/男性)は、長崎県壱岐出身の実業家、政治家。

『電力王』、『電力の鬼』と称された財界人であり、西部合同ガス(後の西部ガス)初代社長や中部共同火力社長、東邦電力社長などを務めた人物。

また美術コレクターや茶人としても知られており、耳庵(じあん)の号を持つ近代小田原三茶人の一人。1917年から1920年にかけて衆議院議員も務めた。

博多商業会議所会頭、日本電気協会会長、電気事業再編成審議会会長、電力中央研究所理事長なども歴任。】

★世界の国別原発の数。

1位 アメリカ 99基

2位 フランス 58基

3位 日本     42基

4位 中国     35基

5位 ロシア     30基

6位 韓国     25基

7位 インド     21基

8位 カナダ     19基

9位 ウクライナ 15基

10位 イギリス 15基

11位 スウェーデン 10基

12位 ドイツ     8基

13位 スペイン 7基

14位 ベルギー 7基

15位 台湾     6基

16位 チェコ     6基

17位 スイス     5基

18位 フィンランド 4基

19位 ハンガリー 4基

20位 スロバキア 4基

21位 パキスタン 3基

22位 ブルガリア 2基

23位 ブラジル 2基

24位 南アフリカ 2基

25位 ルーマニア 2基

26位 メキシコ 2基

27位 アルゼンチン 2基

28位 イラン     1基

29位 スロベニア 1基

30位 オランダ 1基

31位 アルメニア 1基

計31ヶ国で439基が稼働している。

パンドラの箱の蓋をあけた人類。

全世界の原発数は31ヶ国で439基。

『出典:国際原子力機関(IAEA)』

★日本の42基は福島の事故以来、住民の反対運動で再稼働はすすまない。

しかし、現在稼働中の何基かを含めて、現存する世界の原発は400基の稼働は確実である。

~増え続ける世界の原発~

★現在世界で中国の原発は合計で69 基。

そのうちエネルギー需要が急増している中国が20基を占めている。

他にも中国同様にエネルギー需要が急増している、インドなどの発展途上国での原発建設が多くを占めている。

★ちなみに、日本エネルギー経済研究所では「2035年には、中国は米国を抜いて世界1位の原発大国となる」と予測している。

★反原発運動は、中国やインドなどの発展途上国でも行われているものの、結局は経済発展とコスパが優先され、原発利用を拡大する方針となっているのです。

★福島事故後に脱原発を決めたのは、ドイツやスイスなどごく一部の国だけ。

だが、結局のところ、ドイツはフランスが原子力で発電し電力を購入しているので、世界の趨勢は原発頼りなっているのが現実である。

★しかも、ドイツはお隣の世界二位の原発大国のフランスから電気を買って、自国は原発を辞めて、隣国の原発で造った電気を買っているのだ。

★それを、「俺の国は事故の危険性のある原発は辞めた」なんて身勝手な論理を許しては絶対に許してはならない。

★山本太郎率いる『山本太郎と愉快な仲間達』等は、何の理念も対策も持たず、「原発反対!」と叫ぶだけでひと勢力を造ってしまった。

★それに同調する『小泉純一朗等』は『悪人の見本』見たいな男だ!

★倅『小泉真二郎』も然りで、アメリカの大学を卒業で語学は堪能、人気が出ると思えばどちらに転ぶか危険性があり監視が必要である。

★先日も環境省として国際会議にデビユーしたが、日本が未だに石炭火力発電の増設を非難され、『セクシ―』に行っている等、言語明朗意味不明な、発言をして会場の失笑を買っている。

★河野洋平の息子、川野太郎の例もあるので、決め付けないで、監視を続けよう。

★しかし、現在の社会は最早、世界の原子力利用は折り返し不能地点に来ている。

地球温暖化の元の、二酸化炭素削減は待ったなし、その為には原子力の利用は『タブーなし』、の国論を統一し、人員、費用を惜しまず、研究すべきである。

★私の一番の疑問は広島、長崎に原爆が投下された戦時中に『原爆で破壊された都市は、70年位草も木は生えない死んだ土地になる』と報道されたが、広島市の繁栄ぶりを見よ。

★福島までも『メルトダウン』すれば東北地帯は人が住めない地域となる、など、騒がれたが、メルトダウンが判明したが、今だの死者は出ていない。

つまり、人類は『放射能』に就いて何も判っていないのだ。

だが、唯一の原爆被害国の日本は、原子力を口にするだけでもタブーとなって、何の議論もなされない。

だが、人類はパンドラの箱の蓋をあけてしまったのだ。

空けてしまったら箱に忍んでいた悪魔が飛び出し、二度と蓋をできないらしい。

★前向きの議論になれば、『パンドラの箱の悪魔の陰に潜んでいる』、と言われる『幸福の女神を呼び出す事』ができるかも知れない。

ならば、人類は幸せになれるかも?

★判らぬ事にただ危機感を煽る事は辞め、喧々諤々の議論をしようではないか!!

★幸せの女神の御光臨を願って。 

了)     豊永高明 拝、

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