★帰らなかった日本兵

インドネシアは人口2億6000万、大タスはイスラム教の国家で1945年8月17日、日本軍降伏に8月17日に独立宣言している。

韓国、チャイナの二国が未だにアジア諸国を植民地支配した、と騒ぎ、同調する一部の日本人に教えたい。

「日本は植民地にしていない」、「日本は植民地から解放したのである」。

解放した事の説明になればと」、長文であるが全文を掲載する。

―帰らなかった日本兵―

―インドネシア独立に身を投じたヘルサント衛藤―

★平成17年(2005年)9月15日の日経新聞の記事である。

9月15日、東京都内のホテルで文集『インドネシア独立戦争に参加した「帰らなかった日本兵」の声』一千名の声」の発刊記念式が行われた。

★A4伴四百頁に及ぶずっしりと重い冊子には、連合軍との戦闘から独立後の暮らしやら、ものの考え方までの兵士の思い詰がまっている。

戦後60年を機に歴史の証言を世に残せたことは、残留日本兵の二世としても感に絶えない。

★「帰らなかった日本兵とは日本の敗戦後、再支配を目指し攻めてきたオランダや英国などの連合軍に対するインドネㇱアの独立戦争に身を投じ、祖国日本に戻らなかった兵士達だけで役一千名。多くが独立後、現地女性と結婚、インドネㇱアの国籍となっている。

―連合軍と戦う決断―

私事で恐縮だが、私の父、衛藤七男もこうした日本兵の一人だった。大分県出身で、昭和17年(1941年)にスマトラ島に派遣され、アチュ州で終戦を迎えた。

連合国の捕虜になる事を嫌って、独立戦争に身を投じ、独立後、スマトラ島主神の母と結婚している。

そんな残留兵の寄稿文のテーマは幅広い.出征の当時の模様から、生生しい戦闘体験、独立後の暮らしまで兵士の思いは様々だ。

逃亡兵扱いなので日本に戻り難く独立戦争に身を投じた、と語る人もいる。

★パスポートは勿論身分証明書がない為、国籍取得で政府と掛け合った苦労話。

軍人恩給を求めたら僅かな一時金で終わった無念さ、「日本政府からの叙勲生存者への大使表彰」、寄稿自衛艦の招待された喜び等、一人一人の思いが伝わってくる。

あるスマトラ残留者は、日本に留学したインドネㇱアの妻となってやってきた若い日本女性と知り合った。

彼女は人々から「バカやろ~」と言われる、その分けを聞かれ、一駿返事に困った。

かっての、日本兵が現地人を、そう罵っていたからだから、もっともだ、現地人は意味を知らない。

「その時にありがとうと答えて御覧なさい」と、彼女に教えた。

彼女が実行すると人々は次第に「ありがとう」と、言うになり、彼女の悔しさも解消した。

それを聞いてさわやかな気持ちになったと、その人が書き送ってきた。

-功績を讃えた勲章―

文章全体に流れるのは、「東亞解放」を信じインドネシアの独立に貢献できた灌漑である。日本では大二次世界大戦を(対インドネシアを含めて)「日本軍の侵略」とする見方もあるが、日本兵の多くは「アジア解放戦争と信じて戦ってきた。

残留兵の思い込みだけではない。

★インドネシアの政府独立戦争の功績を讃え、残留日本兵に日本兵に「ゲリラ勲章を授与、多くがジャカルタカリバタ英雄墓地に眠っている。

中国や韓国と違い親日派が多い。

★最近のNHKの調査でも国民の73%が日本に好感を持っているのも、こうした歴史的事実に無縁ではないだろう。

文集を通じて、現在の日本の方々に広く知って貰いたい、と願っている。

★文集発行の母体「福祉共の会」は、これ等残留日本兵の五時組織として1979年に発足し、82年に機関紙「月報」が発刊された。

残留日本兵である「故・乙戸昇氏、インドネシア寄せられた寄稿文の編集に当られた。

月報の廃刊となる98年12月までに200号迄出た。

★その後は我々二世が「会報」として続けている。今回の文集は、200号に呼ぶ膨大な資料の一割をテーマ別寄稿者の個人別に抜粋、整理したものである。

難しい編集作業は松下電子部品の現地法人・元・社長、坂根隆氏の御力による。

私は日系合弁企業の役員として働いている。その傍ら、年老いた残留日本兵のお手伝い」として、五年前から財団の理事長を仰せつかっている。」

★文章はそうした残留日本兵や、家族の方々の気持ちを代弁する気持ちで纏めさせて頂いた。

文集の発行で、「帰らなかった日本兵」の長年の願いは達成された、と思う。

★終戦から60有余年。千人からの日本兵も九人までに減ってしまったが、その方々のご存命の内に発刊できてほっとしている。

日本人のより多くの方々に読んで頂こうとウエブ・サイトに、日本でより多くの方々に読んで頂こうとウエブ・サイト(http//nikki-indnesia.com./seardh/pi)も開設した。

―日本人の誇り継ぐー

現在、残留日本兵の子孫は、二世、三世を含めて二千人である。

我々新世代は今回の文集の発刊を新世代への出発点と考える。

★インドネシアは大統領を直接投票で選ぶ民主的制度を導入する等の、民主国家建設の努力をしている。

そんなインドネシアにあって、私達残留日本兵の二世、三世は文集が語る日本人の誇りを次世代に残し、インドネシアに置ける日本系人のアイディチーも確立したい、と願っている。

★それらを通じて我々は両国友好の懸け橋となり、祖国、インドネシアの発展に尽くしたい。

★インドネシア商工会議所・インドネシア日本経済委員会事務教。

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