何処の国と同盟を組むか?

選挙が始まると、党首討論始め幾つも討論会がある。 安全保障の議論は激しさを増す。  その中で共産党、民進党の意見として、「アメリカとの集団的自衛権」はアメリカの戦争に加担する事になるので、絶対反対!」と、叫ぶ。 ★『個別的自衛権で間に合う』、の意見のようだ。 個別自衛(何処とも同盟をしない)は、私も大賛成である。  だが、個別自衛権の発動は、アメリカ軍が日本にアジア侵略の基地を造らんと日本に侵攻する事も想定せざるを得ない。  その時にはアメリカ第七艦隊と戦う事も想定しなければならない。 この時は原子力空母中心の機動部隊4セットを持つ必要がある。 西太平洋、東太平洋からインドネシヤ海域、インド洋に3セット、点検修理、兵士の休養の予備の1セット等である。 兵員の数は、永世中立を宣言したスイスは、国民の一割の百万の陸軍を瞬時に動員できると聞く。 我が日本は100万も要らないが50万の軍隊は必要だと信ずる。  すると、私は専門家でないので詳しくは知らぬが、現在の国防予算の三倍から四倍の20兆円は係ると思う。  現実の財政事情では困難な事である。  そこで、国家体制の共通する国と同盟を組んで集団で安全を確保す必要が有るのだ。 ★共産党の志位さん、民進党の岡田さん、この覚悟がおありなら私も賛成しよう。 だが、思い出してください。  明治維新で近代化された日本は、まず、朝鮮を戦場とし、「眠れる獅子」と言われた清国を下し、世界一の陸軍国のロシアと満州の荒野を部隊に戦って勝利した。  ★第二次世界大戦では、連合国側としてドイツと戦った、が、主戦場がヨーロッパなので東洋の飛び地、ドイツの基地、青島、南洋諸島の攻略でお終わった。 だが、ドイツのUボート(潜水艦)に地中海の制海権を奪われ、悲鳴を上げた英、仏の養成で地中海まで駆逐艦、掃海艇を派遣し、Uボートを全滅させ、第二次世界大戦を勝利に貢献した。 (現在でも掃海艇のような小型艦艇の地中海に派遣する事は困難な事業であるが、日本海軍はそれをできるのだ)。 先時大戦で世界の国々と戦った日本軍はイギリス、フランス、オランダ等のアジアに植民地を持った各国は、緒戦で、マレー半島のシンガポール要塞の陥落、鉄の島と言うわれた香港島要塞、蘭インと呼ばれたオランダ領の南洋諸島は日本軍に占領される。 仏領インドシナと言った、ベトナム、ラオス、カンボジャ等は戦わずに退却、フリピンのバターン半島要塞は数十万の兵士を残して、総司令官・マッカーサーは逃亡、兵士達は降伏。 一回戦でノックアウトのダウン、立ち上がる事もできなかった。 だが、マカーサーは名セリフ、「ウイ、シャルリターン」(我等は必ず戻ってくぞ)の言葉通りに一年後の反撃で御存知のように日本は完敗している。 (参考未迄。『シャルは意思未来と言って「帰って来るぞ!」で強めの言葉』) ★簡単に言えば、日本はアメリカ以外の国には負けていないのだ。 ~日本の安全保障はアメリカを敵にしない事である~ お解りか?志位サン、岡田サン!!   了)  豊永高明 排、 

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