『泥沼”続くか? 日韓関係』

★韓国総選挙の与党勝利で謝罪&金銭要求繰り返す悪夢も? 

『反日』急先鋒女性も当確 。

15日、韓国総選挙で当選確実となり、花束を手にする与党『共に民主党』の李洛淵前首相=ソウル(共同)

赤石晋一郎氏

★韓国の総選挙(小選挙区253議席、比例代表47議席=計300議席)が15日投開票され、KBSテレビは開票状況と出口調査をもとに、文在寅(ムン・ジェイン)大統領を支える革新系与党「共に民主党」と、同党が設立し事実上一体のミニ政党「共に市民党」の獲得議席の合計が半数を超えて167議席に達し、圧勝する見通しだと伝えた。これで「日韓関係の泥沼」は続きそうだという。

~韓国事情に詳しいジャーナリストの赤石晋一郎氏が寄稿した~

★韓国総選挙で「共に民主党」が勝利したことで、懸念の声が広がっている。

 経済政策や北朝鮮問題で暗礁に乗り上げていた文政権は、総選挙を受けて再浮上する。

政権の失政を覆い隠したのが、選挙戦で喧伝された『100年親日清算』などの反日スローガンであった。

★「彼女が国政に関わるのかと思うと、みんな『日韓関係は暗くなる』と嘆いています。

再び、韓国内で反日の動きが強まりそうです」と語るのは、ある知日派韓国人ジャーナリストだ。

 ~なぜ、暗い気持ちになるのか~

 それは当選確実が出た中に、市民団体『正義記憶連帯』(旧称・韓国挺身隊問題対策協議会=挺対協)の尹美香(ユン・ミヒャン)代表がいたからだ。

尹氏は、与党陣営の『共に市民党』の比例名簿7位に登録され、『当確』とみられている。

★挺対協は、言わずと知れた元慰安婦の支援団体である。

ソウルの日本大使館前で毎週、水曜集会を主催している『反日』団体としても、悪名をとどろかせている。

~尹氏は同団体の“ドン”とも言うべき存在だ~

私は日韓歴史問題が長くこじれ続けている理由は、挺対協などの『反日』団体の存在が一要因となっていると常々指摘してきた。

拙著『韓国人、韓国を叱る 日韓歴史問題の新証言者たち』(小学館新書)でもこれを指摘し、さまざまな声を紹介している。

例えば、挺対協設立メンバーに、慰安婦支援活動の重鎮である金文淑(キム・ムンスク)氏がいる。

韓国では彼女をモデルにした映画「Her story」が制作されるほどの有名人だ。

 

~金氏は、現在の挺対協について次のように厳しく批判する~

 「尹氏が代表になってからの挺対協は、水曜集会で金を集め、世界中から寄付を募るなど、金もうけ一途の団体になってしまった。

全てはカネ・カネ・カネ。いずれお金に押し潰されて死ぬんじゃないのと思うくらい。

~何が“正義連帯”なのかと思うわ」~

★文政権は、そんな人物を政界に招き入れたのだ。

尹氏を与党陣営に取り込んだことで、文政権は今後、ますます「反日」色を強めていくことが予想される。

慰安婦問題や、いわゆる『徴用工』問題を掲げながら、再び『謝罪要求』と『金銭要求』を繰り返してくる“悪夢のシナリオ”が蘇えりそうだ。

 韓国総選挙の結果は、「日韓関係の泥沼」が続くことを暗示している。

追伸

我々日本人は褌をしめ直し、腹を括って彼等の悪たれと戦って行こうぜ。

    了)     豊永高明 拝、

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